- 2007-08-17 (金)
一番最初に苗字を「小川」にした人は、一体何を考えていたんだろう。
例えば、物凄く小川が好きな人だったのかもしれない。小川が好きで好きで仕方ない人で、わざわざ家の近くに自力で小川を引き、春と夏には小魚、秋には紅葉といった、様々な風物詩を季節の移り変わりと共に運んでくる小川を見て過ごすという風流な日々を送っていたのかもしれない。
物凄い適当な人だったのかもしれない。幕府から「苗字名乗っていいよ」とは言われたが、何を名乗っていいやら分からんもんで、とりあえず近くにあった小川を見て「小川でいいか…」となったのかもしれない。
小学校入学を間近に控えた人だったのかもしれない。小学校に入学すると、絵の具や習字道具など、様々な物に名前を書かされる。絵の具に至っては一色一色のチューブに書かされる。その際自分が「鷹峰」などといった画数の多い苗字だと、もう大変である。だから「小川」という画数の少ない苗字にしたのだろう。
いずれの理由にしても「小川」という貧相な苗字をつけるなんて、とても謙虚な人だったのだろう。僕も気に入っています。